人にやさしい街づくり適合証施設について

QGISやGoole Maps APIなどで使って地図でグリグリする作業が楽しいので公共施設一覧や人口マップなどを作っていて他にも何か作れないかと考えて蒲郡市の人街適合証施設マップを作ってみた。

人にやさしい街づくりとは

人にやさしい街づくり条例というものがある。障害のある方や高齢者でも使いやすい施設を作ろうという条例である。条例の中で傾斜は何度とか、手すりを付けるみたいな感じで規格が示されている。

詳しい説明は長くなるし、ボロもでるし、あとつまらないのでやめて、今回の記事でまとめたことについて触れていく。

人にやさしい街づくり条例の規格を満たしたものに愛知県が適合証というのを出している。

データのダウンロード

適合証交付施設一覧 | 愛知県

名古屋市、豊橋市、岡崎市、一宮市、春日井市、豊田市は自分のところでやっているので愛知県のサイトには情報がなかった。各市町村のHPにもなかった。

データの校正

ダウンロードしたデータは平成7年度からのデータ平成24年度までのデータしかなかった。今もたぶん適合証をだしているだろうけど、どこにいったのか。

住所が市町村合併前の住所があること、番地が複数含まれていること、区画整理前の住所があること、施設名が仮の店舗名を使っているものがあるのでこれを校正するとなると途方もないので愛知県域はやめて、とりあえず蒲郡市だけ行った。

施設名から検索をかけていくといくつかヒットしない。そう、もうすでに閉店しているか、閉店して新しい店舗になっている。そういったものを除外して新店舗名、新住所名に置き換えていく。H7からH24まで蒲郡市では104施設あった。

蒲郡人街適合証件数

閉店・分からない施設を除くと84店舗。そのうち約半数は物品販売業、コンビニやスーパー、携帯ショップなどになる。

蒲郡市人街適合証施設マップを作製

住所から緯度経度をだして、地図(今回はumap)に載せていった。とりあえず施設のカテゴリごとに色分けをしてみた。

フルスクリーン表示

フルスクリーン表示

作って思ったこと

適合証の受けるためには、整備計画を工事前30日までに提出しなければならない。だから区画整理用地内だと町名も決まってなければ番地も決まっていないところもある。更新制度はないので適合証を一度出したらそのまま。店舗名もそのまま。

適合証は適合証を受けるのがゴールでその先のことは考えてないのかなと思った。この適合証って何のためのなんだろうか。適合証って飾ってあるのかな。

地図のことを考えたかったんだけどなー。

 

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