地元経済を創りなおす(枝廣淳子)を読んだら著者の人があの人だった

地元経済を創りなおす

地元経済を創りなおす――分析・診断・対策 (岩波新書)を読みました。呼んだ理由は著者の人が聞き覚えのある人だったからです。枝廣淳子さん。なんだか聞いたことがあると思ったら、昔大学生の時に枝廣淳子さんの本が読んだことがある人だった。

「朝2時起きで、なんでもできる!」という本は朝2時起きで勉強して同時通訳者になる夢を実現した、という本で、早起きにできたらいいなと思って読み始め多記憶があります。

早起きはできなかったんだけど、自分で時間を作るっていうのは大切、そのためのノウハウ本としておもしろかったです。

地元経済を創りなおす

枝廣淳子さんが通訳者や翻訳者のイメージしかなかったので、岩波新書で「地元経済を創りなおす」という、いわゆる地方創生本を書いているとは全く想像がつきませんでした。

地元経済を創りなおすはザクっというと地元でお金の流れが循環しているかチェックしようという話です。

観光のように外からお金を呼び込むのが従来の考え方だけど、内で漏れているお金を少なくしよう。公共事業を市が出しても東京の会社が受けてたら東京にお金が流れるよね。工場はどうだろう?部品はどこからもらってる?農業は?エネルギーは?貯金は?と調べてみようという本です。

この本読んだからってすぐに調べれるわけではないのだけど、とてもおもしろかったです。

昔、日本の食物自給率が低いことを中学生の頃知って、何か起きた時、農家が1番強いんじゃないのか?農業をもっと頑張るべきじゃないのかと安易な考えをしたことを思い出した。

自分の住んでいる市だけでは生活できないし、石油に至っては海外からの輸入だから日本全然ダメじゃんと思った記憶があります。

それに対して何もしなかったので、今に至るのかもしれないけど、その時の日本全然ダメじゃんから、うちの地域ダメじゃんと考えた1冊。

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