8/28に蒲郡市勤労福祉会館で行われた防災リーダー講座に参加してきました。このイベントは市民団体が計画して自治体職員や施設管理者、地域の総代会(自治会)、防災ボランティアが参加しています。テーマは避難所についてを2回に分けてワークショップを行う予定です。
報道で、東日本大震災や広島の土砂災害での避難所の様子をみていると大変そうだなとは感じますが、実際に作ったこともなければ、現地にも行ったことがないので、参加して、今回は1回目ということで避難所とは?について説明と避難所のレイアウトについて考えました。
避難所の鍵はだれが持っているのか?
災害が起きたときに避難所になるのは、市町村によって異なるのですが、小中学校の体育館です。さて、誰が体育館を開けるのでしょうという投げかけがありました。
施設管理者である校長先生であったり、行政・地域担当者であったりしますが、鍵を持っている人が、体育館が避難所として使える状態、安全なのかを調べてから人が入れるそうです。
つまり避難所の開設は行政が行うことになります
避難所は誰が運営するのか?
次に避難所が開いて、そこに続々と地域の人がやってきます。誰がそこで寝てください支持をし、支援物資を受け取るのでしょう?行政には避難所の開設義務はあっても、人手が足りないので運営までは手が回りません。避難所は避難地域の住民等による運営委員会によって運営されていくのです。
避難名簿を作成しよう
避難所にただ人が集まるだけでは支援物資を請求することはできないそうです。避難者名簿を作って、誰が避難しているのがか分からないといけません。そこで避難所には受付が必要になります。
避難所運営委員会になって避難所をレイアウトしてみよう。
付箋に避難所に必要な場所(トイレ、受付)などを書いて、模造紙の上に避難所をレイアウトしようという作業をしました。なるほどーと思ったことを一部紹介
避難者はバラバラだと分かりにくいので地域の町内ごとに区分けして配置する。
情報はその避難所に向けての情報の張り紙(掲示板)と外に向けての張り紙(伝言板)を分けて掲示する。
意見が分かれたところは、トイレを男女離すかどうか。
次回はこのレイアウトのもとに、避難所は状況によって変わるので、柔軟に対応してレイアウトを変えていくワークショップをするそうです。