防災ゲームの1つ、クロスロード体験会を開きました。やる前に感じたことと、やってみた感想をお伝えしたいと思います。
防災ゲームクロスロードとは
防災ゲームクロスロードは阪神淡路大震災の体験の中でどっちにしようか迷った行動を元に作られています。する?しない?の2択です。yesnoカードを一斉に出したあと、それぞれの理由を聞いていくというものです。
ゲーム性を高めるために青い座布団カードが用意されて、多数派だった人には1枚、ひとりだけになったら金の座布団がもらえたりといった感じでゲームをすることができます。答えとして座布団が多いのがいいわけではありません。
多様な価値観を知るということで、クロスロードは小学4年生から遊べるそうです。
クロスロードは京大生協から通販で購入することができます。クロスロード|京都大学生活協同組合公式WEBサイトS-COOP.NET
クロスロード体験会を開いた理由
そのゲームを最初にやったとき、めっちゃ楽しかったんです。防災どうこうではなくて、楽しかった。ためになるではなくて楽しかったんです。その時は初対面の人とやったんだけど、知っている人とやりたい。それがクロスロード体験会を開いた理由です。
クロスロードは身近な人とやると、同じものを見ていると思ったけど考えが違うのかと分かるので身近な人とやるのがいいと思います。その考え方も必要だと自分では思いつかなったか答えを言ってくれる人もいてとても考えさせられます。
クロスロード体験会で工夫した点
チラシ作りについては何パターンかチラシを作った。イベントタイトルを変えたり、絵を変えたりした。人に聞いてどっちがいいか聞いて採用した。ただ聞いた人は防災の関心が高かったので、そうなるだろうとおもった。
広報については頑張らないと決めた。呼びかけることに疲れるから。人を呼ばないといけないというプレッシャーが内容を変化させてしまうと思ったから。今回はわたしのやりたいクロスロードをするということなので、チラシ作って防災の関心のある人にお願いすることにした。
防災は防災の団体がいる。私よりも知識も関心も高い人もいる。だから私からは防災の話はしないと決めた。それによって参加者の目標も防災を理解するから、楽しむ、よく聞きよく話し、よく考える、相手を認めるという目標にした。
講座に参加すると、知らない人ばかりで気まずい思いをする。周りが知識がありすぎて気後れする。知識の質をあげることよりも、雰囲気作りを重要視することにした。
ゲームをする前に自己紹介を取り入れた。4象限自己紹介(A4用紙に同じ質問の答えを書く)はわかりやすい。長くなる人も簡潔に説明ができる。自己紹介が苦手な人も予めこういう自己紹介の時間があると言っておいて考えてもらえるようになる。
自己紹介の中で名前、普段していること、今の気持ちのほかに防災について集まっているので怖いものはなにかという問いを立てた。もちろん怖いものが災害に限らない。私の自己紹介では夫の寝相にした。
プロジェクター、スクリーンを準備するのが大変なので、パワポを使わない。カレンダーの後ろにスケジュールや今日の目標など貼っておいた。
あーだこーだ言われるよりは自分たちで考えてやったほうがいいと思ったので、ゲームにはあまり口出さないと決めた。
振り返りの時間では独りで考える時間をもうけた。模造紙にみんなでそれぞれ書いてもらって、それをもとに発表、話し合いにすることにした。話すのが苦手な人は何を言ったらいいのか考えることができる。文字にすることでみんなが話したい何かを持っていると思ってくれるから話題を振れると思ったから
アンケートは参加時間に書く時間をもうけた。時間に余裕もあったし、終わってから書くより回収率が良くなると考えたからだ。自由記入欄を大きくしたので書けない人でもかけるように目標の達成度を★の数にして塗ってもらった。
タイムスケジュールは事前に作って、自己紹介、振り返り、ゲームなどにやること、やる目的、目標を書いておいた。自分が進行するときにこういう風になってほしいと思えるように。
クロスロード体験会をやってみての感想
参加人数でハラハラ。事前に申し込みを呼び掛けたけどどうなるか分からない。5人一組でするゲームなので予備として4人いると安心する。
主催者ひま、何をどうしたらいいんだろうか。今回はサポートが必要なグループがいたのでゲーム時間はそこにかかりききりだったけど、いなかったらなにをしたらいいんだろうか。ゲームの時間や振り返りが長かった?それは何もすることがない私だけか。
グループ分けは同じ飴をとった人でやるつもりだったけど、諸事情で変更した。とりあえず誕生日で並んでもらった。そしたら今日誕生日だった人がいてラッキー!!!
アンケートで色な意見があることが分かったが多くて、主催者の目的であった多様な考えがあることを知るは達成されたと感じる。しかし参加者は内輪だったので改善はいる。
チラシが防災寄りで敷居が高かった。防災に関心がないけど楽しそうという雰囲気をだしたい。
まとめ
クロスロード体験会をぜひ自分で開いてみませんか?一緒にやりたい人、家族や職場、友達と一緒に楽しみながら防災のことを学べる、話し合えるなんて、一石二鳥です。